二蓋笠会の沿革・伍:二蓋笠会の歩み

畑峯師範を慕って、旧柳生藩領である京都府相楽郡南山城村高尾の製茶工場で、昭和47年にたった四名で始まった柳生新陰流大和派道場。

これが当会の始まりです。

そして昭和50年から毎年春分・秋分の日に柳生芳徳禅寺及び正木坂道場にて法事と昇段審査会が始まりました。春は柳生十兵衛公の法要、秋は柳生宗冬公の法要を行ない、お墓参りをして道場に向う伝統が今も続いています。

平成20年2月29日、畑峯三郎師範が逝去されましたが、現在は畑峯博師範が会を引き継ぎ、その意思を受け継いでおります。

稽古風景
【柳生にかけた先人たちの熱意に応えるべく、地元の新陰流として活動しています】

柳生新陰流の『理』から外れず、『理』から放れ、各人が独自の個性を発揮できる新陰流、実際の社会生活に活かしていける新陰流を創り出していきたいと願い、先人達の情熱と努力に感謝して、この壮大で熱い思いを継承・発展させるべく、当会は地元柳生を中心に今日も活動を続けています。

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